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マツエクの持続力アップに繋がる工程やコツを解説!グルーがうっかり手や皮膚についてしまった!そんな時の対処法やリスクもご紹介します!
マツエクの平均的な持続期間は、使用するエクステの種類(ボリュームラッシュ・フラットラッシュ・シングルラッシュ)、使用するグルーのタイプや施術後のケアにもよりますが、大体約3~4週間程、持ちがいい方であれば1ヶ月ちょっと持続する方もいます。
マツエクの持続は個人差がありますが、綺麗なマツエク状態を保つ為にエクステが抜けるのが目立って来たり、カールが落ちてきたらメンテナンスをする事をオススメします。
アイリストができるポイントとしては、前処理工程や接着面積の確保、グルーの量やどのエクステを使用するか等が挙げられます。
マツエクの持ちを左右するポイントはいくつかあり、流れ作業になりやすい前処理や接着する際の接着面積などアイリスト側で出来る所は見直し、工夫することでリピーターに繋がると思います。
それぞれ詳しく解説します。
まず、エクステを装着する前の前処理工程として、まつげについている油分や汚れなどをしっかり落とすことでマツエクの付きや持ちを格段にあげることができます。
アイシャンプー等を使用してメイクの汚れや皮脂、油分をしっかり除去し洗浄するようにしましょう。
また、マツエク装着前には前処理剤などで丁寧に油分除去をすることで更に持ちが変わります。但し、まつげに水分が残ったまま装着すると白化現象が起こってしまうので前処理工程の後は、しっかりまつげを乾かすのを忘れないようにして下さい。
細かく丁寧に時間をかけて前処理工程をすることでしっかり効果を発揮します。
装着するマツエクの接着面積の確保は使用するグルーや、エクステにより異なりますがブチル系のグルーの場合は柔軟性があるグルーなので、接着面積を多く取ることで持続力アップに繋がります。
使用するグルーには適量があります。エクステをグルーにくぐらせ、グルーの玉が2個分できた位の量が適量とされています。
グルーの量が少なければエクステは取れやすく反対にグルーの量が多いと仕上がりは綺麗になりません。グルーの適量をしっかり見極めることが大切です。
エクステを接着したら、しっかり硬化しているかきちんと確認しましょう。グルーが硬化していない間にエクステを触ってしまうと、自まつげとの接着面積がずれて少なくなってしまう事もあります。
また、使用するグルーはこまめに出して新鮮なものを使用するようにするのも大切です。
どのエクステを使用するか、マツエクの種類でもマツエクの持続期間は変わります。
マツエクは自まつげに装着する為、なるべく負担がないようなエクステを選択するのも大切なポイントの1つです。細かく見てみましょう。
エクステは柔らかさで馴染みやすさも変わり、自まつげに合ったエクステの種類を選択する事でより長持ちします。
セーブルやフラットラッシュは、ミンクやシルクに比べて柔らかく自まつげとの馴染みもよく長持ちします。
自まつげと相性の良いエクステ、自まつげに対して長すぎず太すぎないマツエクを選ぶようにしましょう。
マツエクはグルーで接着されているとはいえ、自まつげより長すぎたり太すぎたりすると自まつげへの負担が大きくなります。
自まつげの長さは個人差がありますが、自まつげより2、3mm長いエクステを付けるのが理想的でしょう。
長ければ長い程負担になり短ければ持ちもよくなります。付けるエクステの太さは細い程軽く、太くなると重く負担になります。0.15mmがマスカラを付けた位の太さでオススメです。
エクステを太くすると濃さを出すことができますが同時に負担も大きくなる為、濃い仕上がりを求めている方は太いエクステではなく本数を沢山つけて濃さを出した方が長持ちします。
エクステのカールは緩いほど馴染むので持ちが良くなります。
なぜなら、カールが緩くなるにつれて自まつげとエクステの接着面積が広くなるからです。ただしカールが緩いとボリュームは出にくい為、JカールとCカールを混ぜてナチュラルにするのもいいでしょう。
お客様にはマツエクを付ける時はノーメイクでサロンにお越しいただくことをオススメしましょう。
なぜなら、まつげに残ったメイクの油分や汚れで接着剤の付きは悪くなり前処理だけでは取りきれない場合もある為ノーメイクでお越しいただいた方が良いでしょう。もしもお客様が気になる場合は洗浄力も抜群なアイシャンプーなどのオプションメニューなどがあれば、オススメしてもいいかもしれません。
お客様にはマツエクを付ける前に、自まつげを美容液等でケアしてコンディションを整えておくことも大切な事とご説明するのもいいでしょう。
マツエクを付けた後はお客様自身でのアフターケアが大変重要です。初めてマツエクを付ける方には特にしっかりお伝えする事が長持ちすることに繋がります。
毎日行う入浴や洗顔、クレンジングは直接まつげに触れる為まつげに刺激になり取れやすくなります。メイクを落とすクレンジングはオイルフリーが鉄則です。油分は接着剤の劣化を早めマツエクが取れるのを早めてしまいます。
今ではマツエクOKのオイルクレンジングなどもありますので成分を確認の上お客様にお伝えした方が良いでしょう。マツエクを付けた後は使用しているグルーにもよりますが、最低でも5、6時間は水に濡らさず洗顔や入浴後はマツエクが濡れてしまっているので十分に乾かすことも重要です。その他、寝方による影響や、ヨガや温泉などに行くお客様は常に汗や湿気に晒されているので早く取れてしまうことがあります。タオルで拭く際はマツエクに引っかからないように優しく押さえるように拭き取るところまで具体的にご案内した方が初心者の方にも安心です。
マツエクの持ちは毎日のお手入れで格段に良くなります。
マツエクをできるだけ長持ちさせる為のホームケアアイテムをご紹介します。
1番代表的なアイテムはまつげ美容液です。
美容液は、まつげ表面のキューティクルの補修をしてくれます。開いたキューティクルを補修し、美容成分による栄養補給でまつげを健康的に整えてくれるので一番のケアアイテムとなります。
お客様にはアフターケアの重要性をお伝し実践する事で持ちがよくなります。
アフターケアアイテムはまつげ美容液の他に、コーティング剤を使用する事でもマツエクは長持ちします。
コーティング剤は保護がメインなので、日常にある湿気や擦れなどから守ってくれるアイテムです。マツエクをして時間が経つと自然と傾いてきたりカールが落ちてきたり毛周期により抜けたりとしてくるものです。
そんなマツエクをいたわりコートしてくれる事で長持ちするといったアイテムなのでお客様のライフスタイルに合わせてご提案するのが良いと思います。
コームやブラシはマツエクの向きを整えてくれるのでこれだけでもケアされます。
エクステが絡まったり、倒れたりしたらコームやブラシを使用して梳かしたり、整えるようにする事をお客様にお伝えするのもいいでしょう。
エクステの種類やデザイン、少しでも長持ちするよう技術者がお客様に合わせてご提案ができるのが理想です。 持続力が少しでもアップすると再来店にも繋がります。
マツエクグルーがうっかり手や皮膚についてしまった場合の対処法を2つご紹介します。
1つ目は、リムーバーを使用し付着してしまったグルーを除去する方法です。
ただし、刺激の強いリムーバーだと直接皮膚につけると赤くなったり、腫れたりと炎症を起こす可能性があるので肌の弱い方は十分注意する必要があります。
2つ目は、ぬるま湯でもみほぐすようにグルーを落とす方法です。ぬるま湯で落とす方法は、リムーバーのような刺激が無いため肌に優しく落とす事が出来ます。
グルーが手や皮膚についてしまった場合の対処法についてご紹介しました。
うっかりグルーが付着してしまうことのないように使用環境にも配慮しどんな時も丁寧な施術を心がけるようにしましょう。
マツエクの持ちは付けるエクステのデザインや種類によっても変わってきますが、お客様のライフスタイル等も影響する為原因は様々です。
毎日のケアは面倒でもありますが少し気をつけるだけでマツエクの持ちは格段に良くなることをしっかり伝えましょう。