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マツエクの施術に欠かせないマツエクグルーの成分をご存知ですか?
目元に使用するマツエクグルーは、正しい知識を知らないとトラブルを発生してしまう事もあります。
グルーはどんな成分で構成されているのか、マツエクグルーの特徴や保管方法も合わせて理解し、安全で安心してマツエク施術ができるように正しい知識を身に付けましょう。
マツエクグルーは基本的に「シアノアクリレート」を主成分とし、「増粘剤」「着色材」「安定剤」「その他の複合物」などで構成されています。
主成分のシアノアクリレートには「ブチルシアノアクリレート」と「エチルシアノアクリレート」の2種類があります。
増粘剤はグルーの粘度を調整する成分、グルーが黒いのは着色剤のカーボン等が成分として入っているからです。
また、グルーの使用可能期間を調整する成分として安定剤や、速乾性・持続性・柔軟性等の調整成分としてその他の複合物で構成されているのがマツエクグルーです。
グルーの特色によって、成分の比率が変わったり、内容成分が異なります。
マツエクグルーは、目元に使用するものなので、アレルギー等にも注意が必要です。
成分表やSDSなどを確認し、使用するグルーがなにで構成されているのか確認する事も大事です。
マツエクグルーの成分についてもっと細かく見てみましょう。
シアノアクリレートとは、瞬間接着剤の事で空気中の水分などに瞬時に反応し硬化する成分です。
硬化する速度は速く、硬化すると硬度が高く、接着がはがれにくいのが特徴です。マツエクグルーにはこのシアノアクリレートが必ず入っていて、まつげとエクステを接着するのに重要な成分となります。
シアノアクリレートには、ブチルシアノアクリレート、エチルシアノアクリレート、エトキシエチルシアノアクリレート、メチルシアノアクリレートと種類があります。
エトキシエチルシアノアクリレートは、刺激がほぼなく無臭ですが硬化速度は遅く接着力も弱めです。
逆に、最も刺激が強く肌や皮膚、粘膜に近付ける事は避けるべきシアノアクリレートとしてメチルシアノアクリレートがあります。
メチルシアノアクリレートは、まつれんの規定でマツエクグルーに使用する事は認められていません。その為、現在主流のマツエクグルーは主に、「ブチル系」と「エチル系」になります。
マツエクグルーの主成分として主流の1つ、ブチルシアノアクリレートは、硬化速度はゆっくりですが刺激が少なく、臭いもあまりありません。
医療用の接着剤に使用されている場合も多いので、アレルギーが心配なお客様にも使用できる場合があります。日本製のグルーに使用されている事も多い成分になります。
もう1つの主流な主成分はエチルシアノアクリレートです。ブチル系に比べると、刺激・臭いがありますが硬化速度は速くまた、硬化後はしっかりと固まるのでマツエクの持ちもよく、マツエクグルーに多用されています。
マツエクグルーの粘度を調整する成分として配合されているのが、増粘剤です。
アクリル樹脂が増粘剤として使用されているものが多いですが、その他に天然成分(ラテックス)を変化させたものや石油系合成樹脂、合成樹脂などがあります。
成分中の増粘剤が多いと粘度は高くなり、量が少ないと粘度は低くサラサラしたグルーになります。
マツエクグルーの多くは黒い色をしています。グルーの主成分であるシアノアクリレートは、透明な液体ですが、カーボンブラックやピグメントなどを用いて着色し黒くしています。
マツエクグルーを黒くする理由は、施術中にグルーの量が見えやすくなる他に、アイライン効果や黒いエクステと自まつげが馴染みやすい等があります。
逆に、カラーエクステをつける場合、黒いグルーだと浮いて見えてしまう事があったり、カーボンアレルギーを引き起こしてしまう場合もあります。その為、マツエクグルーは黒いものだけではなく、無色透明や黒以外の着色されたグルーも存在します。
マツエクグルーを使用する際には、いくつか注意する点があります。
使用方法を間違えるだけで、トラブルが起こる可能性もあるのでしっかりと確認しましょう。
仕上がりや持続力にも影響するマツエクグルーは、保管方法がとても大事です。目元に使用するデリケートなグルーは、保管方法によっては劣化が早く進んでしまう場合もあります。
保管方法で注意する点を確認してみましょう。
グルーはどんな成分で構成されているのか、詳しく理解できたでしょうか?正しい知識を知る事で、トラブルを事前に回避する事もできます。
使用する商材についての知識を身につけ、安全で安心してマツエク施術ができるサロンを目指しましょう。