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施術中に、アイリストの服やエプロンなどにマツエクグルーがついてしまったら?
また、万が一お客様の洋服にマツエクグルーがついてしまったらどうすればいいでしょうか。
洋服等にマツエクグルーがつかないように気を付けて施術するのが大前提ですが、万が一に備えて、対処方法を覚えておくようにしましょう。
服にマツエクグルーがついてしまう原因の1つとして、アイリストの不注意があげられます。
施術中はもちろん、施術後のかたづけなども注意してグルーが服につかないように気を付けましょう。
もう1つの原因として、お客様が突然動いてしまった事によりグルーが服についてしまう可能性もあります。
基本的には、お客様はどこにグループレートがあって施術をしているのかはわかりません。
その為、グループレートはお客様が動いてもぶつからないような場所に置くようにしましょう。
服についてしまったマツエクグルーを綺麗に完全に落とす事は難しいですが、ある程度取り除く事ができる方法をいくつかご紹介します。
また、対処する前に皮膚にはついていないかも合わせて確認をして下さい。
グルーは空気中の水分と反応して硬化しますが、その際に熱が発生します。
ついてしまった量が多いと火傷となってしまう場合もあるのでしっかりと確認しましょう。
除光液には、様々な油脂類を溶かす力のあるアセトンが入っているので、固まってしまったグルーを溶かすことができます。
また、剥離剤は接着剤などを剥がす事ができる薬剤なので固まったグルーにも有効です。
除光液や剥離剤をしみ込ませた布などで叩くようにして下さい。だんだんとグルーが柔らかくなってきたら、ツイザーなどで固まりを取る事ができます。
但し、ついてしまった洋服の素材などによっては、洋服にダメージを与えてしまう場合がありますので、注意が必要です。
アセトンの現役も基本的には除光液や剥離剤と同じ要領で布などに染み込ませグルーに叩くようにして取る事ができます。
但し、アセトンの原液は刺激がとても強いので必ず換気を忘れないようにして下さい。
またこちらも洋服の素材によってダメージを与えてしまう場合もあります。
その他の対処法として、プロのクリーニングの力で綺麗にしてもらう方法があります。
対応の可否や綺麗に落とせるかはお店によって異なる為、相談してみましょう。
マツエクグルーが服についてしまった場合の対処法をご紹介しましたが、固まってしまったグルーを綺麗に落とす事はなかなか大変です。
万が一、お客様の洋服についてしまった場合には、謝罪はもちろん、補償もしなければなりません。
また、洋服の素材によっては火傷やダメージがひどくなる場合もあります。
安全に、マツエクの施術を行い、グルーが洋服につかないようにする為に施術中のワゴンやグループレートの位置を考慮し安全な導線の確保をする事が大切です。
マツエクグルーが服についてしまったときの対処法などについてご紹介しましたが、万が一ついてしまったら完全に綺麗に取り除く事は難しいです。
洋服をダメにしてしまうだけでなく、火傷になってしまう危険性もあります。
マツエクグルーを使用する際は、安全面も考慮し、正しく使用しましょう。